【合格証書を手にする今岡さん=名張市つつじが丘北3で】

 5月の「第403回段位暗算検定」(全国珠算教育連盟主催)で、三重県の名張市立つつじが丘小6年の今岡玲美奈さん(11)が最高位の十段に合格した。

 今岡さんは幼稚園の年長から同市つつじが丘北3の同小近くの「谷本そろばん教室」で学んでおり、今は週4日通っている。九段には4年生の9月に合格し、十段には10回目の挑戦で合格した。昨年7月と9月の挑戦時は、基準点に達しながら、文字の美しさなども求められる厳しい審査で不合格となっていた。今回、長年の努力がついに実を結び、晴れて悲願をかなえた。

 6月下旬に同教室の谷本和代代表(63)から電話で合格の知らせを受けた瞬間は「すごくうれしかった。長かったのでほっとした」と振り返る。珠算は現在七段の腕前で、今後は「中学2年までに珠算十段を取りたい」と意欲を語る。

 将来の夢は看護師。コロナ禍の医療従事者の置かれた状況を見聞きし、「人を助けたい」との思いを一層強くしたという。

 今回の暗算検定十段合格者は全国で24人、県内では今岡さんを含め2人だった。同教室では、今岡さんが初の暗算十段合格者となった。

2021年7月31日付800号25面から