【水消火器を使って放水する児童=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市の小学生でつくる市少年消防クラブは8月3日、市防災センター(鴻之台1)で1日体験学習会を開いた。参加した7校のクラブ員ら32人が、消火器の扱い方や応急担架の作り方など災害時に役立つ知識を学んだ。

 学習会は小学4年生から6年生を対象に毎年夏休みに開かれてきたが、昨年はコロナ禍で中止していた。今年は感染対策を徹底し、内容を一部見直すなどして開催することにした。

応急担架の使い方を学ぶ児童ら=同

 参加した児童は3班に分かれ、同センター1階の防災ギャラリーを見学したり、毛布と棒を使った応急担架作製法や衣服に火が燃え移った時の対処法などを身に着けたりした。水消火器を使った体験では、消防士らの指導を受けながら、子どもたちが火に見立てた的を目掛けて勢いよく放水した。

 参加した桔梗が丘小6年の芝本柚希さん(12)は「思ったより消火器が重かった。狙いを定めるのも難しかった」と話した。同クラブ運営協議会の冨永冨会長は「子どもたちに自分の身を守る大切さを伝えたい。家庭でも話し合ってもらい、親子で防災意識を高めてもらえたら」と話していた。