【伊賀フェニックスのメンバー】

「まず1勝を」

 宮崎市で7月31日から開かれる「第35回全日本小学生女子ソフトボール大会」に三重県伊賀市内唯一の小学生チーム「伊賀フェニックス」(西岡孝幸監督)が初出場する。選手や保護者らは、大舞台での試合を楽しみにしている。

 メンバーは現在、市立友生小と上野東小に通う1年から6年の計17人が所属。友生地区の児童福祉会チームが前身で、7年前からは市外の近郊の参加希望者も受け入れ、現在の名称で活動している。今年3月の「東海地域小中学生ソフトボール新人大会」では初優勝を果たした。

 6チームが参加した全日本大会の県予選会は5月に地元であり、伊賀フェニックスは準優勝の結果を出し、本大会出場を決めた。攻撃力が持ち味で、「点を取られたら取り返す」という試合運びで力を付けてきた。

 普段は毎週土・日曜に同市ゆめが丘2の友生小運動場で練習に励んでいる。7月21日には地元市役所で全国出場を報告し、キャプテンで友生小6年の三田村有紗さん(11)は「県代表としてまず1勝を目指したい」、同小6年でピッチャーの山梓紗さん(11)は「暑さに負けず、全力プレーで頑張りたい」と抱負を話した。

2021年7月31日付800号5面から

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