【服部さん(左)と中住さん=伊賀市四十九町で】

 7月24日から8月24日まで、北信越地方で全国高校総体(インターハイ)が開かれる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、今年は無観客での開催に。三重県の伊賀地域の学校や道場から出場する選手たちに、目前に迫った大舞台への意気込みを聞いた。

 少林寺拳法では、1人で突きや蹴り、投げ技などを自由に組み合わせた動きを披露する女子単独演武に、伊賀市四十九町の三重上野道院(南出哲男道院長)に通うセントヨゼフ女子学園高2年の服部真宝さん(16)=下柘植、上野高2年の中住真夕さん(16)=阿山ハイツ=の2人が出場する。

 服部さんは道院で指導に当たる父の影響で小学2年から、中住さんは別の武道をしていた兄の影響で小学4年から、それぞれ習い始めた。中学時代は2人一組で攻防を表現する組演武のペアとして練習を重ね、全国大会に毎年出場。2年時には6位入賞を果たした。

 高校進学後、インターハイの組演武は同一校在籍の規定があるため、それぞれ単独演武で出場すべく修練を重ねてきた。昨年はコロナ禍でほとんどの大会が中止となり、悔しい思いをしたが、2年生となった今年は5月の派遣選考会で服部さんが1位、中住さん2位となり、出場権を獲得。互いにライバルとして、全国の舞台に挑む。

 インターハイに向け、2人は道院で週2回、ともに練習に励む。服部さんは「メリハリをつけた動きでキレを出したい」、中住さんは「大きな動きで技を表現したい」と語り、目標は「決勝まで進み2人で6位以内に入賞する」と口をそろえた。

2021年7月10日付799号14面から