【桜丘-近大高専 2回裏近大高専無死満塁 4番・吉村君の一塁線への適時打で高橋君(5)、戸嶋君が生還=松阪市立野町のドリームオーシャンスタジアムで】

 第103回全国高校野球選手権三重大会(三重県高野連、朝日新聞社主催)の1回戦12試合が7月11日、県内4会場で行われた。伊賀地区勢同士の対戦となった桜丘‐近大高専は、近大高専が持ち前の打力を生かし13‐0(5回コールド)で快勝した。2017年夏以来4年ぶりの単独出場となった桜丘は初戦敗退となった。

 初回、桜丘は先頭の中尾硯臣君(3年)が安打で出塁するも無得点に終わり、近大高専は吉村皇子斗君(2年)の適時打で先制。近大高専は2回にも吉村君の2点適時打など打者一巡の攻撃で10点を挙げ、4回は代打攻勢で2点を追加した。桜丘は2回途中から主将の石橋海里君(3年)が粘りの投球を続け、5回には先頭の寺内大星君(1年)が内野安打で出塁するも、得点にはつながらなかった。

2回裏、ピンチが続く中、邪飛を捕球した一塁手・大河君(右)からボールを受け取る投手・石橋君=同

 試合後、近大高専の福中優太主将は「初戦で緊張もあったが、2回には自分たちらしく点が取れた。1本ずつつないで1点ずつ取っていく強みを発揮していきたい」と話した。昨秋から今年5月までけがで戦列を離れていた吉村君はこの日、4番で2安打3打点を挙げ、「主将(福中君)と一緒に野球がやりたくてここに来た。次は長打で貢献したい」と次戦への意気込みを話した。

 昨夏に水谷展崇監督から誘いを受けて仲間を集め、主将・エースを務めてきた桜丘の石橋君は「初心者が多く、チームをまとめるのは難しかったが、皆の成長の度合が楽しい。春は悔しい負け方もしたけれど、この1年すごく楽しかった。最後まで全力でやれてよかった」と笑顔を見せた。最終回に内野安打で出塁した寺内君は野球歴半年ほどだといい、「ここまで頑張ってきた仲間のために全力で走った。時に優しく、時に厳しい先輩たちについてきてよかった」と話した。

※各試合の結果詳細は「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載(一部準備中)