【出展作品を手にするグループのメンバー=名張市新町で】

それぞれ磨く個性と感性

 虹のように、7人それぞれの視点で―。2012年から毎年開催してきた女性7人のグループ「フォトクラブ虹」(中森晴子代表)の10周年記念展が、7月1日から31日まで三重県名張市新町の「やなせ宿」中蔵で開かれる。入場無料。節目を迎える今回は、初めて組写真に挑戦した。

 菊田實さん(故人)が指導していた結成当時からメンバーの入れ替わりはあるが、「気楽な雰囲気」は変わらない。近隣での撮影会に参加したり、それぞれ早朝や夕方にシャッターチャンスを狙ったりと、生活の中の心に残った場面を逃さず、年1回の作品展に向けて感性を磨いている。

テーマ決め 組写真に挑戦

 現在のメンバーは名張市を中心とした40代から80代で、「なかなか思った通りにいかないこともあるが、『カメラをやっていて良かった』と思える」と口をそろえる。

 今回披露する組写真は、東京五輪の聖火リレーやネコヤナギの成長、飼い猫、祭りに関わる人たちの姿など、各自が設けたテーマの8点で、他にも単写真を11点並べる予定。

 指導する松田賢治さん(同市新町)は「心に残った時にシャッターが切れたか、そこに物語があるか、各自が試行錯誤している。どんな作品が並ぶか楽しみ」と話す。メンバーたちは「それぞれの強みを教え合って上達していける仲間。作品を見て『面白い』と思ってもらえたら」と話していた。

 時間は午前9時から午後5時まで(初日は午後1時から、最終日は同4時まで)。月曜休館。

 問い合わせは中森代表(090・5604・9616)まで。

2021年6月26日付798号4面から