三重県名張市は6月18日、新型コロナウイルス関連や観光誘客、5月に崩落した市内の調整池改修など、2021年度一般会計補正予算案に盛り込む事業を市議会全員協議会で説明した。補正総額は1億3989万円で、市は6月定例会最終日の28日に追加提案する。

 追加補正のうち、新型コロナウイルス関連では▼低所得の子育て世帯(ひとり親世帯以外)に対し、子ども1人当たり一律5万円の生活支援特別給付金を支給する事業費7621万円▼雇用情勢悪化で生活が苦しい世帯に、一定要件を満たせば3か月で最大30万円を給付する生活困窮者自立支援事業費2485万円▼ワクチン接種体制確保のための追加費用1220万円。

 この他、「子ども食堂」を通じて支援対象に登録されている子どもの見守り体制を強化する事業費300万円。観光誘客では、マップル(東京)とソニー(同)が共同企画したスマートフォン用の「まち歩きアプリ」を導入し、赤目四十八滝を中心に観光客に全地球測位システム(GPS)や音響技術を活用した案内を行う実証実験のための費用1612万円。

 5月28日に崩落した同市桔梗が丘西6番町の調整池の改修事業では、復旧に向けた測量と設計業務の費用750万円を計上した。市によると、崩落の前日には誘因となる程度の降雨は確認されておらず、県建設技術センターや開発事業者の野村不動産と原因究明を進めているという。

 調整池改修事業を除き、いずれも国の補助事業。

2021年6月7日【「ドーン」未明にごう音 住宅隣の調整池崩落 名張市桔梗が丘西】(https://www.iga-younet.co.jp/2021/06/07/40197/)