三重県警伊賀署は6月17日、伊賀市内に住む60代のパート女性が特殊詐欺の被害に遭い、現金約99万9000円をだまし取られたと発表した。

 発表によると、15日正午過ぎ、女性宅に伊賀市役所職員を名乗る男から介護保険を還付すると電話があった。金融機関の口座を教えるよう言われた後、金融機関のコールセンターを名乗る男から電話があり、女性は払い戻し手続きのため金融機関のATM(現金自動預け払い機)に行くよう指示された。

 市内のショッピングセンターに向かった女性は、教えられていた連絡先に電話し、男の言われるままにATMを操作し現金をだまし取られた。その後、家族から「詐欺ではないか」と指摘されて警察に通報した。

 同署管内で発生した特殊詐欺は今年に入って4件目。被害は計約565万6千円に上っており、「『お金を返すので、ATMへ行って』は詐欺。ATMで還付金は受け取れません」と注意を呼び掛けている。