【出版した本を紹介する箕浦さん(右)と義広さん=名張市役所で】

 「少しでも笑って幸せな気分になってもらえたら」。三重県名張市美旗町中1番の箕浦てる美さん(77)は、夫の義広さん(86)との日常生活の何気ない会話をまとめた「大人のおとなの文字マンガ 花子とブー太郎」を自費出版した。

 B6判カラーで105ページ。2人をモチーフにした「花子」と「ブー太郎」が、0歳から100歳になるまでの各年齢のエピソードをそれぞれ一言で掲載している。0歳のテーマ「誕生」では、花子は「元気な産声を上げた」とあるのに対し、ブー太郎は「不気味な産声を上げた」と2人の性格の違いなどを面白おかしく表現している。

 1992年に兵庫県西宮市で結婚、20年ほど前から箕浦さんの実家がある名張市に移り住んだ。カラオケ教室の講師として活動している箕浦さんは、新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされるなど、苦しい状況が続いていた。カラオケ仲間や友人たちとの交流も減る中で、多くの人に笑って過ごしてもらおうと執筆を決めたという。

 500部を出版し、1冊税込み500円で販売している。

 問い合わせは箕浦さん(090・3268・0276)へ。

2021年6月12日付797号8面から