【リーグトップの11点目を鮮やかなボレーで決めたくノ一の西川(右から3人目)=伊賀市で】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は6月6日、伊賀市小田町の本拠地、上野運動公園競技場でセレッソ大阪堺レディースと対戦し、3‐2で競り勝った。リーグは1巡目が終わり、9勝目を挙げたくノ一は首位で折り返した。

 負ければ今季初の連敗だったくノ一が、地元で勝負強さをみせた。先制点は前半35分、ペナルティエリア内で倒されたMF森仁美が自らPKを決めた。後半3分には、FW小川志保がゴール前中央で粘って球をキープし左サイドの森につなぐと、折り返しをFW西川明花がダイレクトで合わせてネットを揺らした。

 そのまま逃げ切るかと思われたくノ一だったが、同35分と37分にミス絡みで連続失点して同点に。その後、勢いに乗ったC大阪堺に攻め立てられて逆転のピンチを迎えたが、耐え忍んだ終盤の43分、試合前にリーグ通算出場200試合達成のセレモニーがあったMF杉田亜未がドリブルで倒され得たPKをきっちり決めて、自らの記録に花を添えるゴールでチームを勝利に導いた。

 試合後、大嶽直人監督は「最後まで諦めずにやった結果」と振り返り、杉田は「次も勝って、首位を独走したい」とリーグ後半に向けて意気込みを話した。20日の次節は、広島県尾道市の県立びんご運動公園陸上競技場でアンジュヴィオレ広島と対戦する。