【山野草鉢を手にする浅利さん=伊賀市で】

 山野草や寄せ植えなどの作品が並ぶ「初夏を愉しむ山野草展―浅利典子が表現する世界―」が6月4から6日の3日間、午前9時30分から午後4時30分まで、三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。入場無料。

 作者の浅利典子さん(同市羽根)は「山の自然な感じ」を作品に採り入れ、季節の山野草や花木の寄せ植え、草玉などで独自の世界を表現している。また県内外で講習会を開くなど、山野草の魅力も広めている。

 今回は日本精工硝子「きらいち工房」(同市甲野)とコラボした展示会。浅利さんが選んだ一点物のガラスの器を使った作品を中心に、初夏をイメージした約35点が並ぶ予定で、販売もある。

 期間中の午前10時からはワークショップ(当日午前9時半受付、先着10人。参加料1200円)も開催される。

 浅利さんは「コロナ禍も2年目に入り、大変な中、対策もしているので、涼しさと癒やしを感じて頂きたい」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは浅利さん(090・4868・3275)まで。

2021年5月29日付796号5面から

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