伊賀市は5月31日、3億3616万円を増額する一般会計補正予算案など12議案を発表した。来月7日開会の市議会6月定例会に提出する。

 追加後の一般会計は総額が約433億円。補正予算の主は新型コロナウイルス感染症に関連する事業費が約7割を占めており、他は追加や変更に伴う国県などの補助事業関連や、ひとり親以外で急激に収入が減った子育て世帯に対する生活支援特別給付金、地元在住の脚本家、小説家だった故岸宏子さんの同市上野忍町にある旧宅を文学記念館として整備するための事業費、新斎苑建設事業費などを盛り込んだ。

 同特別給付金の対象者は推計で約1400人を見込んでおり、給付総額は約7000万円。事務経費を除く全額が国からの補助金で、子ども1人に対し5万円を支給する。

 文学記念館の整備事業費は駐車場などの用地として岸さんの旧宅隣にある空き地約480平方メートルの購入費1900万円と、木造瓦ぶき平屋建ての旧宅(床面積約50平方メートル)の耐震診断経費約323万円で、計2223万円を計上した。岸さんから遺贈を受け設立した基金から全額を充てる。

 同市西明寺にある現施設と同じ敷地内に建て替える計画の新斎苑建設事業では、老朽化した現施設の改修工事費1920万円と建て替えする土地の一部約480平方メートルで実施する埋蔵文化財調査経費1982万円の計3902万円を盛り込んだ。また、PFIアドバイザリー業務の委託経費を2022年度末までの債務負担行為として1653万円を計上した。