三重県は5月30日、県内に住む10歳未満から80代の男女19人が新型コロナウイルスで新たに陽性を確認し、入院中の80代男性1人が死亡したと発表した。県内の感染者は延べ4891人、死者は105人になった。

 県によると、県外発表の津市の30代男性会社員1人を除く19人は、市町別で四日市市が9人、鈴鹿市5人、伊賀市と亀山市、いなべ市、松阪市が各1人。

 伊賀市では、25日に発症した40代男性会社員の同居家族で未就学の女児が感染した。現在は無症状。市の発表によると、女児が通う大山田保育園では30日に在園児96人と保育士7人の計103人が検査を受け、31日は施設の消毒などで臨時休園にする。女児は27日以降、登園していない。

 四日市市では、24日に発症した40代男性会社員と同居家族でいずれも無職の80代男性と70代女性、23日に市内の店舗を一緒に訪れた友人の30代自営業女性の3人が感染した。

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