三重県は5月27日、県内で10歳未満から70代までの男女27人(四日市市発表分5人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ4802人で、入院中の重症者は前日より1人増え14人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市11人、四日市市5人、松阪市4人、津・桑名市が各2人、菰野・明和・度会町が各1人。27日午前9時現在の県内の確保病床437に対する使用数は153、使用率は35%。うち重症者用は確保病床61に対し使用数14、使用率は23%となっている。

 度会町の特別養護老人ホームで発生したクラスター(感染者集団)では、職員や入所者ら101人を対象に25日に実施した一斉検査の結果、既に陰性が確認されていた70代の入所者男性1人と、同ホームで勤務する委託業者の20代女性1人の陽性が確認された。20代女性の同居家族2人が濃厚接触者となっている。この事例での感染者は34人となった。

 津市では、25日に感染が確認された50代女性の同居家族で、陸上自衛隊久居駐屯地に勤務する50代男性職員と、県内の大学に通う10代女性が陽性に。同駐屯地では5月中旬以降、同じ訓練に参加した自衛官ら4人の感染が判明しており、感染者は計5人となったが、この男性職員は家族感染の可能性が高いため、クラスター事例にはなっていない。10代女性は学校関係者2人と友人1人が濃厚接触者となっている。

 桑名市では、25日に感染が確認された桑名警察署勤務の50代男性の同居家族で、四日市西警察署に勤務する40代女性職員が検査で陽性に。職場関係者1人と、23日に県内の屋内施設を利用した親族8人が濃厚接触者となっている。

 松阪市の60代男性(会社員)は、同居家族1人と、23日に食事をともにした別居親族4人が濃厚接触者。鈴鹿市の30代男性(同)は同居家族2人と、23日に食事をともにした別居親族6人が濃厚接触者として特定されている。

※5月27日午後5時24分追記