3月28日投開票の三重県伊賀市議会議員選挙(定数22)をめぐり、3票差の次点で落選した前職の福村教親氏(59)が5月24日、県選挙管理委員会に審査申立書を提出し、受理された。福村氏は取材で「全て無効票になっていれば問題なかった。県選管の判断を仰ぎたい」と訴えた。

 審査を申し立てたのは、市選管の決定取り消しと最下位当選者の無効。県選管は公職選挙法に基づき25日から60日以内に裁決する。市選管が同月14日、福村氏からの異議申し出を棄却していた。

 福村氏は市選管が棄却と判定した理由に「納得いかない」と話し、無効票633票の中に候補者名が確認しがたいものが118票含まれていたことが分かったため、県選管に申立書を提出したという。

 福村氏によると、118票には2人以上の候補者名を記載したり、候補者にはいない姓名や候補者になれない人物の姓名を記載したりしたケースがあると説明。一方で、最下位当選者が得た1098票のうち、疑問票から有効と認められた14枚には最下位当選者の姓と別の候補者の名前が混ざって記載されたケースなどが、9日に実施した市選管による関係票の再点検で明らかになっていた。