【建設から30年以上が経過し老朽化が進む伊賀市斎苑=同市西明寺】

 三重県伊賀市は5月18日、新斎苑建設の基本計画を公表した。老朽化が著しい現斎苑と同じ敷地内に建て替える予定で、6月定例会に関連予算を盛り込む方針。

 同市西明寺にある現在の斎苑は1990年4月に旧上野市斎苑として事業費約6・3億円で整備された。建物は鉄筋コンクリート造平屋建て(一部2階建て)の延べ床面積約1000平方メートル。大型の火葬炉3基や動物炉1基などを備える。

 市民生活課によると、建て替え予定位置は入口奥にある待合棟の北側で、必要な火葬炉の数は予備と動物炉各1基を含む計5基。現施設を稼働しながら整備する。事業手法は民間の資金やノウハウを活用するPFI方式を導入することで、供用開始までにかかる期間短縮や経費削減につながると説明した。

 PFI方式を採用した場合の想定スケジュールでは、2024年度の夏までに完成する見込み。現斎苑は供用開始から30年以上が経過し、炉の修繕が毎年発生。突然の故障で使用を中止する期間も生じていた。