三重県伊賀市の岡本栄市長は5月11日、県議会の議員定数見直しで、同市選挙区の定数を3から2に削減することなどを盛り込んだ条例改正案がこの日の本会議で可決されたことを受けて会見し、「伊賀市民の県政への参加が制限されてしまうことが大変残念。賛成された伊賀市選出の2人は、しっかりと地域の有権者に説明する必要があると思う」と語った。

 改正案は、人口減少に伴い議員定数を現行の51から3減の48とし、伊賀市選挙区の他は鳥羽市(定数1)と伊勢市(同4)の両選挙区を合区して定数4に、尾鷲市・北牟婁郡(同2)と熊野市・南牟婁郡(同2)の両選挙区を合区して定数3とする内容。採決では、議長を除く出席議員49人のうち38人が賛成、11人が反対し、可決された。伊賀市選出の森野真治議員と木津直樹議員は賛成、稲森稔尚議員は反対した。

 岡本市長は今回の改正案の基になった正副議長案に対し、3月に日沖正信議長宛に意見書を提出し抗議するなどしていた。