三重県名張市の名張・蔵持両市民センターで開かれている水彩画教室の合同作品展が、5月13日から16日まで同市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。新型コロナウイルスの影響で昨春から半年間は教室が開けず、年1回の作品展も中止となったが、60代から90代の男女35人が旺盛な創作意欲で描き上げた力作が並ぶ。

 両教室は「継続は力なり」をスローガンに、1992年から月に1回活動し、風景や人物、静物などを題材に思い思いの絵を描いている。中止となった昨年の作品展に向けて仕上げていた作品もあるそうだが、「1年経てば、題材の捉え方や描き方が進歩しているところを見せたい」と、精力的に新作に取り組んできた人も多いという。

 2年前の2019年秋から通っている同市新町の大久保弘子さん(95)は、今回が初出展。20年ほど水墨画を習い、両教室の作品展を毎年見に行っては「いろんな色を使う水彩画も、いつかやってみよう」と考えていた。日課だった水泳もコロナ禍で続けづらくなるなか、今は絵筆を握る時間が張り合いになっている。

 身近にある花を日々スケッチし、教室では絵の具と水のバランスを試しながら、講師の小林芳郎さんや教室生たちに教わっている。「水墨画とは全く違う良さがある。飾るなら華やかな絵もいいね」と笑顔でシャクナゲの絵を仕上げていた。

 作品展は午前10時から午後5時(初日は午後1時から、最終日は同4時まで)。

 問い合わせは佐藤さん(059・568・6307)、または平井さん(0595・63・7844)まで。

2021年4月24日付794号3面から