【再点検の会場で作業する選管事務局の職員ら=伊賀市で】

 3月28日執行の三重県伊賀市議会議員選挙(定数22)で3票差の次点で落選した前職の福村教親氏(59)から提出された異議申し出に対し、市選挙管理委員会は5月9日、伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で再点検を実施した。対象は福村氏と最下位当選者それぞれの得票数、無効票で、福村氏側からは計15枚の疑義を受け付けた。市選管は疑義のあった各票が有効または無効とした理由を福村氏側に文書で回答するため、14日予定の非公開会議で話し合う。

 疑義を受け付けたのは、最下位当選者が得た1098票のうち、開票立会人(9人)が有効と認めた14枚全てと、無効投票633票のうち、福村氏が本人の得票になりうると指摘した1枚の計15枚。再点検は山菅善文委員長ら委員4人と福村氏、最下位当選者、その関係者各1人が見守るなか、午後1時30分に開始。投票総数4万729票が入った段ボール箱が開封され、選管事務局の職員らが立候補者28人の得票をそれぞれ机の上に並べて枚数を数え直すなどし、作業は約2時間40分後に終了した。