三重県は5月8日、名張市4人、伊賀市2人など県内で47人(四日市市発表分13人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。東員町では連休中に県内のカラオケ店を長時間利用していた20代女性4人の感染が判明し、県内69例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4091人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市13人、津市・東員町が各6人、菰野町5人、名張市・桑名市が各4人、伊勢市3人、伊賀市・鈴鹿市が各2人、いなべ市・亀山市が各1人。県内の確保病床392に対する使用数は227(前日比5減)、使用率は57・9%。重症者は1人増の18人となり、確保病床53に対する使用率は34%となった。

 名張市では、6日に陽性が判明した30代女性と食事をともにした40代女性(会社員)が濃厚接触者として検査を受け、7日に陽性が判明。同居家族3人と職場関係者2人に加え、一緒に娯楽施設を利用した知人3人が濃厚接触者として特定されている。

 同市では他に、4月30日に発症した50代女性(パート従業員)の同居家族3人が濃厚接触者、職場関係者3人が接触者に。同居する50代女性(会社員)と80代女性(無職)も陽性と確認され、食事をともにした家族・親族2人が濃厚接触者となっている。

 伊賀市では、県外訪問歴や陽性者との接触が無い80代夫婦が3日に発症。発熱やのどの痛みなどが現れ、7日に検査で陽性と判明したが、新たな濃厚接触者はいないとみられる。

 東員町のクラスターは、5日に陽性が判明した20代女性の接触者調査で、一緒に飲食やカラオケをしていた友人4人(会社員3人、県外医療従事者1人)の陽性が確認され、感染者が5人となったため。最初に陽性が確認された女性と接触があった桑名市の20代女性(店舗従業員、県外勤務)も感染が判明している。

 桑名市では、5月上旬に別居親族と会食をした、県外に通う10代女性(学生)の感染が確認され、同居家族3人と別居親族6人が濃厚接触者に。伊勢市では、県外での会食に参加した60代男性(会社員)が無症状ながら陽性と確認され、同居家族1人が濃厚接触者となっている。

 菰野町では、陽性者宅を訪問した30代男性(会社員)と30代女性(幼稚園教諭)が接触者調査で陽性と判明したが、濃厚接触者は確認されていない。連休中に陽性者とともに娯楽施設を利用していた20代男性(会社員)も陽性となり、同居家族4人と友人4人が濃厚接触者になっている。