三重県は5月4日、名張市1人など県内で31人(四日市市発表分7人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した度会町の特別養護老人ホームでは、新たに職員1人と入居者2人の感染が判明。県内の感染者は延べ3930人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、津市8人、四日市市7人、鈴鹿市6人、松阪市・伊勢市・川越町が各2人、名張市・いなべ市・玉城町・南伊勢町が各1人。4日午前9時現在、県内の確保病床392に対する使用数は229、使用率は58・4%、うち重症者用は53床に対し使用数は14、使用率は26・4%となっている。

 名張市の60代男性(自営業)は、2日に陽性が判明した60代女性の同居家族で、濃厚接触者として検査を受け、現在は無症状。接触者は職場関係者1人が特定されている。

 クラスター関連では、度会町の特老ホーム「わたらい緑清苑」で40代女性職員(伊勢市)と80代の入所者男女(玉城町、南伊勢町)の感染が確認され、この施設での感染者は職員・入居者合わせ17人となった。

 松阪市内の飲食店でのクラスターで感染が判明した津市の30代男性の接触者調査では、この男性が経営する店舗の20代女性従業員と、店舗を利用した70代男性(いずれも津市)の感染も確認された。

 四日市市の新規感染者のうち、40代男性と30代女性(いずれも会社員)は同居家族。50代の会社員女性は市外の飲食業に勤務しており、職場関係者の接触者調査が進められている。

 津市では、2日に感染がわかった20代女性保育士の職場同僚として接触者調査を受けていた40代女性保育士が検査で陽性と確認され、同居家族3人が濃厚接触者、職場関係者1人が接触者に。自営業の50代男性は、同居家族の40代女性(パート従業員)も感染が確認され、職場関係者8人前後が接触者として特定されている。