【感染拡大阻止に向けボードを手に呼び掛ける亀井市長=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市の亀井利克市長は4月28日、市内外で新型コロナウイルス感染が拡大し、県内外で感染力の強い変異株が急増している状況などを踏まえて会見し、ボードを手に感染拡大阻止に向けた市民への呼び掛けを行った。

 呼び掛けで亀井市長は、県境を越える移動や不要不急の県内移動を極力控え、大人数、長時間でのバーベキューや飲酒を慎むよう求めた。日常の感染対策では、マスク着用や帰宅時の手洗いなどの徹底、特に4月下旬に市内の病院と工場で計2件(28日現在)のクラスター(感染者集団)が発生したことを踏まえ、職場での食事や休憩時の対策徹底を求めた。

 また、感染者やその家族、医療従事者などへの誹謗中傷や差別は絶対にあってはならないと強調した。

 市はこの日、呼び掛けの映像を動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」の市公式チャンネルで公開。今回の呼び掛けについて亀井市長は「大型連休を控える中、大阪、奈良と変異株感染が増えてきている。名張で爆発的な感染が起きたら大変なことになり、何とか食い止めたい」と語った。

 市によると、市内の感染者数は昨年7月から今年4月28日までで計123人(県外発表含む)。今月は同日までで48人に上っている。