【気合を入れる青山少年野球のメンバー(提供写真)】

 4月24、25日に三重県伊勢市で開かれる「第43回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会三重県大会」に、伊賀地区から「青山少年野球」、名張地区から「百合が丘レッドウイングス」が出場する。

一丸で粘り強く 青山少年野球

 結成44年目の青山少年野球には、2年から6年の男女15人が所属し、毎週末に青山グラウンド(伊賀市奥鹿野)などで活動している。モットーは「全員野球」で、6年生3人を中心に、守備に力を入れた練習に励んでおり、チームを率いて6年目の西村幸太郎監督(46)は「学年に関係なく仲が良く、皆で野球を楽しんでいる」と話す。

 地区予選決勝は、最終回に6点差を逆転しての劇的勝利で、レギュラーも控え選手も一丸となって粘り強く戦えたことが大きな収穫だったそうだ。

 初戦でスモールスポーツ少年団(亀山地区)との対戦が決まっている県大会に向けては、守備と走塁に重点を置いて練習に取り組んでいる。西村監督は「大会ではとにかく楽しむことが目標。まずは1回戦を突破したい」と話した。

 チームでは部員を募集している。

 問い合わせは西村監督(090・7856・4104)へ。


チームワーク武器に 百合が丘レッドウイングス

百合が丘レッドウイングスのメンバー(提供写真)

 創立26年目で、「明るく全員野球」をモットーに掲げる百合が丘レッドウイングスには、百合が丘小を中心に1年から6年まで男女18人が在籍。キャプテンで投手・遊撃手の西村和果奈さん(11)(同小6年)ら女子3人もレギュラーで、互いにフォローし合うチームワークの良さが特長のチームだ。

 3月の地区予選決勝は、規定の120分間で決着がつかず延長サドンデスにもつれ込んだが、9対8で辛くも勝利。昨年は新型コロナの影響でいくつもの試合が中止になっただけに、大会が無事に開催できた中での勝利に、喜びもひとしおだったという。

 県大会では松尾ブルーウィンズ(松阪地区)と対戦予定で、橋本茂利監督(72)は「目標がかなうよう手助けするのが監督やコーチの役目。守備とバッティングを強化して試合に臨みたい」と話した。

 チームでは4月29、5月2、3日の午前9時から午後4時まで、体験会(無料)の開催を予定している。

 問い合わせ、申し込みはチーム事務局の岡本さん(090・7670・0332)へ。

2021年4月24日付794号13面から

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