四日市市は4月7日、市内に住む男女8人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。同市の感染者数は延べ419人、三重県内は同2871人となった。

 発表によると、20代の自営業男性は、4月5日に37度台の発熱や倦怠感の症状があった。男性は建設業を営んでおり、市外に住む同僚の感染も確認されているという。家族3人が濃厚接触者に特定されている。

   40代の会社員男性は、3日に37度台の発熱や関節筋肉痛、倦怠感が出現。4日に市内の医療機関を受診し、5日に別の医療機関で検体を採取し、感染が確認された。男性は6日に感染が発表された20、30代の男性3人が勤務する市内の製造業に勤めており、家族5人が濃厚接触者に特定されている。

 30代の女性と未就学の女児は、4日に感染が発表された30代会社員男性の家族で、妻と娘。濃厚接触者として検査を受け、感染が判明した。

 10代の専門学生の男性と、30代の会社員女性は、5日に発表された10代男性(専門学生)の濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。この男性は同居人で、女性は3日に一緒に食事をしていた。

 20代の会社員男性は市外の製造業に勤務。3日に37度台の発熱があり、5日にはせきが出現。市内の医療機関を受診し、6日に感染が確認された。家族1人が濃厚接触者に特定されている。

 20代の会社員男性も、6日に発表された20、30代の男性3人が勤める市内製造業に勤務。3日に悪寒、4日に37度台の発熱、倦怠感、5日にのどの痛みや頭痛が出現した。6日に市内医療機関を受診して検体を採取し、感染が確認された。現在、濃厚接触者と接触者の調査が進められている。

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