三重県と四日市市は4月3日、県内で新たに22人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ2825人となった。3月下旬に感染が確認された男女4人が、変異株の感染だったことも判明し、県内の変異株感染者は計52人になった。

 県によると、22人の市町別内訳は四日市市と津市が各8人、桑名市が2人、伊賀市、伊勢市、鈴鹿市、松阪市が各1人。

 伊賀市の30代無職女性は、3月26日まで県外に居住。同居家族と別居親族計7人が濃厚接触者として特定されている。

 津市の20代男女2人は、三重大生を中心に3月23日から27日にかけて飲食店や自宅で複数回開催され、クラスター(感染者集団)が発生した食事会に参加。発表済みの感染者2人と県外感染者1人の参加も新たに判明し、このクラスターの陽性者は計18人になった。

 四日市市の20代会社員男性のうち1人は3月30、31の両日、勤務後に職場同僚計15人とフードデリバリーを利用して行った会食に参加。参加者の検査を進めている。

 鈴鹿市では、市役所勤務の50代女性の感染が判明した。

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