【先制ゴールを決めたくノ一の杉田(左から2人目)と駆け寄ってきたチームメート=伊賀市で】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部に所属する伊賀FCくノ一三重の開幕戦が3月28日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場であり、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻に4-0で快勝。本拠地で白星スタートを飾った。

 くノ一は先発メンバーにDF秦美結ら今季から新加入の3人を起用。先制点は16分、GK藤田涼加のロングボールに前線のFW杉田亜未が反応し、相手ディフェンダーの裏に素早く走り込んでペナルティエリア付近からドリブルシュートを決めた。

 後半26分の追加点はセンターサークル内で相手ボールを奪取した後、味方4人がワンタッチでつないだ見事な速攻。ボランチに入った鈴木千尋から右FWの三橋明香、逆サイドの杉田、最後はワントップの西川明花が中央への折り返しを落ち着いて合わせた。

 3点目は鈴木で、同時に途中出場したDF東菜月のクロスボールに走り込んで決めた。終盤のロスタイムには鈴木の縦パスを受けた西川がループシュートで2得点目を挙げた。

 大嶽直人監督は試合後、「選手には開幕がとにかく大事だと話していた。内容より結果を出してくれたことに満足している」とインタビューに答えた。杉田は「雨の中、応援がパワーになった。勝ててほっとしている。(先制点は)コースが見えたので思い切り打ってよかった」と振り返った。

 4月4日の次節は横浜市で日体大FIELDS横浜と対戦する。