【西山教育長(右)に本を手渡す鵜飼副会長=名張市鴻之台1で】

 三重県保険医協会(津市)は3月25日、口呼吸を鼻呼吸に改善する体操を紹介する図書「あいうべ体操で息育 なるほど呼吸学」14冊を名張市教育委員会に寄贈した。市内各小学校に配られる。

 県内の医師や歯科医師約1860人でつくる同協会は毎秋、津市の四天王寺で入れ歯供養祭を開催。亡くなった人などが使っていた入れ歯をおはらい後、金などの金属を取り出してリサイクルし、得た収益で県内市町に図書を寄贈している。

 寄贈式に出席した同協会の鵜飼伸副会長によると、図書で紹介されているあいうべ体操は、「あー」「いー」「うー」「ベー」の4つの口の動きを繰り返すことで、鼻呼吸が身に着くようになるというもの。鵜飼副会長は「最近の子どもたちは口周りの筋力が低下しており、それが口呼吸につながっている。鼻呼吸は、鼻の中の粘膜などの働きでウイルスなどの感染から身を守る効果もあり、子どもたちにはぜひ身に着けてもらいたい」と述べ、西山嘉一教育長は「子どもたちの健康づくりに役立てたい」と感謝を述べた。