【フライヤーを手にする田上さん=名張市東町で】

 お笑い芸人・西野亮廣さん原作の絵本「えんとつ町のプペル」の挿絵を載せたラッピングバス「プペルバス」が、3月27、28の両日、三重県名張市東町の風農園直売所で開かれるイベントに巡回する。

 「えんとつ町のプペル」は、煙突の煙に覆われて空が見えない町を舞台に“ゴミ人間”プペルと親を亡くした少年との交流を描いた物語で、2016年に発表、20年12月に映画化された人気作品。

 このバスは、遠くに出掛けられない人にも絵本の世界観を楽しんでもらおうと、19年に大阪の男性がクラウドファンディングで呼び掛けて改造された。車内では、絵本に登場する風景や人物などの挿絵約40枚をLEDライトの光で浮かび上がらせる「光る絵本展」を楽しめる。

 西野さんのファンという同農園代表の田上堅一さん(46)さんが、クラウドファンディングの趣旨に賛同して支援。返礼としてバスを呼ぶ権利を得て、今回の巡回が決まった。田上さんは「コロナ禍でも子どもたちが楽しめる場を提供し、地域を盛り上げたい」と来場を呼び掛けている。

 イベントの入場料は1500円(場内のみ有効のチケット1000円分付き、小学生以下は大人同伴で無料)。感染症対策のため事前予約が必要で、予約や来場方法の確認などは同農園ホームページ(https://kaze-nouen.co.jp/)から。会場では、絵本の世界観をVR体験できるコーナーや飲食ブースなども設けられる。車での来場は不可で、名張駅、桔梗が丘駅からシャトルバスを運行する予定。

 問い合わせは同農園(0595・48・7215)まで。