【閉校式会場に飾った、登校の様子を表した自分たちの作品の前に立つ児童ら=伊賀市玉瀧の玉滝小で】

 校区再編による統合で3月末に閉校する三重県伊賀市玉瀧の市立玉滝小学校(増田瑞穗校長、児童数47人)で3月7日、閉校式が開かれ、教職員や児童、地元関係者ら約130人が118年に及ぶ学校の歴史を振り返った。

校旗を岡本栄市長(右)へ返納する増田校長

 この日午前9時30分からの式典で、主催者を代表し、前PTA会長で閉校事業実行委員長の山本一雄さん(41)が「閉校が近付くにつれ、惜しむ気持ちが強くなっている方も多いと思う。それぞれの立場で数々の思い出がよみがえっている。明治のころから地域のシンボルだったこの場所の、新たな門出となるような閉校式にしたい」とあいさつした。

 児童代表の城島史哉君(6年)は、運動会でのエイサーや玉滝音頭、俳句作りなどを思い出深い出来事として振り返り、「ここで過ごした方々の心に永遠の思い出として残ることでしょう。歴史と伝統ある玉滝小で学べたことを誇りに思い、新しい学校へ旅立ちます。玉滝小学校、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました」と言葉を述べた。

会場に並べられた歴代の卒業アルバムに見入る来場者

 式典では、学校の沿革をスライドで振り返り、阿山中学校吹奏楽部の演奏と児童の歌を合わせた同小の校歌の映像がスクリーンで流された。会場には、昔の様子がわかる歴代の卒業アルバムや、閉校を前に児童たちが制作したオルゴールや校舎の絵、俳句などが展示され、出席した人たちはその一つひとつに見入っていた。