【買い物客にちらしとマスクを手渡す会のメンバー=名張市元町で】

 自殺対策強化月間の3月を前に、寺社やキリスト教系など21の宗教団体でつくる三重県名張市の市宗教者連帯会(耕野一仁会長=地蔵院青蓮寺住職)は2月28日、市内の商業施設2か所で自殺防止の啓発活動を実施し、相談窓口の活用を呼び掛けた。

 活動はイオン名張店(元町)とスーパービバホーム名張店(瀬古口)であり、約10人が参加。「『悩み』ひとりで抱え込まないで」の言葉や、行政と民間の相談窓口の電話番号などが書かれたちらしと不織布マスク約900セットを買い物客に配布した。

 厚生労働省が1月22日に発表した2020年の自殺者数(速報値)は、全国が2万919人(前年比750人増)、三重県が333人(同29人増)。いずれも前年を上回っており、コロナ禍の影響が指摘されている。