【表彰式後に記念撮影する校区関係者とゆるキャラ「えみらる」=名張市役所で】

 地域と学校が連携して子どもの育成に取り組む「地域学校協働活動」推進に関わる今年度の文部科学大臣表彰に、三重県名張市の市立南中学校区の活動が選ばれた。2月25日に文部科学省で表彰式があり、同市の関係者は市役所からオンラインで参加した。

 同中学校区は、市のモデル校として2015年から小中一貫教育に取り組む同中と市立つつじが丘小の両校、つつじが丘・春日丘自治協議会が連携して活動してきた。取り組みの中心となる2017年発足の「つつじっ子会議」は現在、両校の児童生徒約50人が参加し、地域の課題などについて話し合っている。地元のイベントに出店したり、ゆるキャラ「えみらる」を制作したりと、自治会や学校関係者らが子どもの活動を支援しながら、地域を盛り上げてきた。

 文科省は表彰にあたり、校区の活動について「子どもたちの自信につながる素晴らしい取り組み。『子ども参画』の機会が保証され、形にする仕組みが出来ている」などの評価を同市教委に寄せた。

 代表で表彰状の伝達を受けた同協議会の本田卓治副会長(74)は「子どもたちが考え、発展させる活動で、大人はちょっとだけ手伝う。評価を受け本当にうれしい。これからも地域と学校、保護者が一体となり、心豊かなまちになるよう頑張っていきたい」と話した。

 今年度は全国111の活動が表彰され、県内では他に木曽岬町学校支援地域本部と四日市市立四郷小学校コミュニティースクール運営協議会が選ばれた。名張市からの選出は前年度の「百合小こどもクラブ」に続き2年連続。