【弁当案を発表する児童=名張市つつじが丘北3で】

 三重県名張市つつじが丘北3の市立つつじが丘小学校(上谷典秀校長)で2月4日、6年生の学習の一環で、企業とコラボして商品化する弁当のアイデアの発表会があった。

 同小では食育指導を兼ね、中学進学を前に家庭科の授業で弁当について学んでいる。今年度はコロナ禍で調理実習ができなかったため、「コロナに負けずに元気で笑顔になろうプロジェクト」として学習成果を形にする方法を模索。学校の近くで「スーパーヤオヒコ名張店」(つつじが丘北5)を運営する八百彦商店(会社本部・奈良県王寺町)が学校からの協力要請に応え、児童が考案した弁当メニュー1種類を同社が製造販売することになった。

 1月20日には本部の総菜担当、上田桂一さんが、児童たちにスーパーの弁当メニューを考案する上で重要な原価計算や色合い、人気具材などについて授業で紹介。上田さんが用意した具材リストを参考に、6年生110人が、スーパーを利用する地域の人が「元気で笑顔になる」ようなオリジナル弁当を考案した。

 この日は上田さんが見守る中、事前に選ばれた代表15人が体育館で案を披露。栄養バランスにこだわった「コロナに負けない弁当」や、名張産イチゴなど地元食材を取り入れた弁当、ご当地キャラクター「ひやわん」を白飯の上に表現したアイデアも登場した。

 後日、コストなどを考慮して最終的に同社が選んだ1案は、3月1日から10日間、同店で1日10食程度、限定販売する予定。商品には、児童一人ひとりが考えたデザインのラベルやメッセージが添えられるという。