三重県は2月3日、伊賀市・名張市各1人など県内27人(四日市市発表分1人含む)の新型コロナウイルス陽性が確認され、入院していた80代男性2人が死亡したと発表した。鈴鹿市の病院でのクラスター(感染者集団)では看護師ら7人の陽性が判明した他、新たに津市のカラオケ喫茶で4人の陽性が判明し、既に陽性が確認されている1人を合わせ陽性者が5人となり、県内39例目のクラスターに認定された。県内の感染者は延べ2259人、死者は31人、重症者は1人減って9人となった。

 発表によると、2日に陽性が判明した、伊賀市の崇広中に通う男子生徒は、市内の企業でのクラスターで陽性が確認された30代女性の同居家族で、濃厚接触者として検査を受けていた。のどの痛みや鼻閉などの症状があり、接触者は学校関係者9人。市教育委員会によれば、男子生徒は1月30日午前に登校したが、それ以降は自宅待機をしているといい、学校は通常通り授業を実施している。

 名張市の60代女性(パート従業員)は1月30日以降、38度台の発熱や下痢、全身倦怠感などの症状があり、2月2日の検査で陽性が判明。濃厚接触者は同居家族1人。

 津市のカラオケ喫茶では、1日に陽性が判明した利用客の70代男性に続き、市内の70代女性2人と80代男性、松阪市の70代女性(いずれも利用客)の計4人の陽性を確認。5人とも1月29日に店を利用していた。同市の武内病院でのクラスターでは、これまで2回陰性が確認されていた入院患者の70代男性の陽性が判明した。

 鈴鹿市の鈴鹿中央総合病院のクラスターでは、30、40代の看護師男女5人と60代の看護助手の女性(いずれも鈴鹿市)、入院患者の80代女性(亀山市)が陽性と確認された。30代の男性看護師を除く6人は、1月中に受けた検査で陰性が確認されていたが、症状が現れるなどしたため再度検査を受けたという。

 3日にはこの他、鳥羽市3人、鈴鹿市・伊勢市・志摩市で各2人、津市・菰野町・玉城町で各1人の陽性が確認された。同日現在の県内の病床使用率は46・4%(入院173人、確保病床373)となっている。

※2月3日午後5時29分追記