二十四節季の一つで、春の始まりを意味する「立春」が124年ぶりに2月3日となった今年は、2月2日が「節分」。伊賀市西高倉の徳楽寺(佐々木龍仁住職)で2日、「節分祭星供養」があり、諸願成就の護摩法要や豆まきなどが行われた。【本堂での豆まきの様子=伊賀市西高倉で】

 午後2時に「集会(しゅうえ)の鐘」が打ち鳴らされて法要が始まり、護摩木がたかれる中、佐々木住職が「交通安全」「家内安全」「初老厄除笑福」などの祈願文と祈願者の名前などを読み上げていった。法要が終わると、同寺の心経講の役員ら3人が、参列した人たちに袋入りの豆をまいたり手渡したりしていた。

 祈願に訪れた近所の女性は「まずは家内安全。家族皆が健康で過ごせるように」と話していた。

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