【計測器に入れられたオオサンショウウオ=名張市赤目町長坂で】

 三重県名張市の赤目四十八滝渓谷入り口にある日本サンショウウオセンター(赤目町長坂)で1月31日、オオサンショウウオの身体測定が一般公開された。

オオサンショウウオの特徴を説明する川内さん(左から3人目)=同

 この日計測したのは同センターで飼育中の40匹のうち14匹で、国の特別天然記念物の日本固有種の他、中国種との交雑種も含む。環境省登録の環境カウンセラーで保護活動に取り組む市職員の川内彬宏さん(35)が、目盛り付きの箱型の計測器に1体ずつ移し、個体識別で埋め込まれているマイクロチップの情報を機械で確認し、頭から尾の先までの全長や体重などを測った。

 地元の赤目中2年のデルビー琴愛さん(13)と錦生赤目小6年の福島悠姫奈さん(12)も、助手として記録と撮影を手伝った。この日計測したうち最大は固有種で非展示の「もみじ」と名付けられた個体で、全長97・8センチ、体重7・15キロだった。

 滝を訪れた観光客も計測の様子を見学。川内さんは「オオサンショウウオが怒ると白い粘液が出る。サンショウのにおいに似ているから名付けられたというが、全く良いにおいではない」などと特徴を説明していた。