三重県は1月29日、伊賀市の20代男性2人など県内17人(四日市市発表分4人含む)の新型コロナウイルス陽性が確認され、県内の医療機関に入院していた70代男性が死亡したと発表した。鈴鹿市の病院でのクラスター(感染者集団)では新たに入院患者2人の陽性が判明。県内の感染者は延べ2146人、死者は30人となった。

 発表によると、伊賀市の2人はいずれも28日に陽性が判明し、現在は入院調整中。県外に勤務する男性は23日以降、37度台の発熱やのどの痛み、全身倦怠感などの症状があった。濃厚接触者は同居家族など4人。25日に陽性が判明した30代女性と食事をともにした男性は背中の痛みがあったといい、濃厚接触者は友人2人。

 鈴鹿中央総合病院のクラスターでは、21日に検査で陰性が確認されていた入院患者の40代男性(鈴鹿市)と70代男性(四日市市)が、症状が現れたため検査を受けたところ陽性と判明。入院中のため、新たな濃厚接触者や接触者はいない。この日は他に、鈴鹿市3人、桑名市・津市2人、伊勢市・志摩市・菰野町各1人の陽性が確認された。

 また、東京都内の医療機関へ検体を送付した松阪市の同居家族2人(30代女性、40代男性)と明和町の30代男性も陽性が判明。この3人は、県内の感染者数には計上されていない。

 29日午前9時時点の、県内の確保病床(357床)に対する使用率は61・6%。