四日市市は1月27日、市内に住む30代から50代のパート従業員女性3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内の感染者は延べ294人、県内は同2060人となった。

 発表によると、50代女性はクラスター(感染者集団)が発生した鈴鹿市の鈴鹿中央総合病院の女性看護師(21日陽性判明)の別居親族。18日に四日市市内で食事をともにしていた。

 30代女性は市内の会社で事務の仕事をしており、22日まで出勤した後、同日夜から発熱した。同じフロアで働く職場関係者7人の検査を進める。

 60代女性は、市内の製造業の会社と自営の飲食業の仕事を掛け持ちしていたが、接触者は特定されていない。

市立四日市病院 泌尿器科と皮膚科の外来診療停止

 また、クラスターが発生した市立四日市病院(芝田)は26日夜、泌尿器科と皮膚科の外来診療停止を発表した。泌尿器科は27日の診察を全面停止し、28日と29日は初診のみ停止する。皮膚科は27日から29日まで初診のみ停止する。いずれも通常診療再開は2月1日を予定している。

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