四日市市は1月8日、同市内や名古屋市に住む10代から70代の男女10人が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。市内の1日に確認された感染者数としては昨年9月末に介護施設の職員、利用者らのクラスター(感染者集団)が確認されたときに並ぶ人数となった。60代の男性が人工呼吸器を装着する重症となっていて、市内の感染者は延べ236人、三重県内では延べ1439人となった。

 発表によると、20代の派遣社員の男性は岐阜県から発表のあった感染者の濃厚接触者で同県の親族宅に宿泊していた。30代の女性は1月5日に感染が確認されたいなべ市在住の患者の濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。20代の男子大学生は1月5日に感染が確認された男女3人の同居家族で濃厚接触者として検査を受けていた。

 40代の自営業男性は、岐阜県で感染が確認された患者の濃厚接触者と検査を受け、感染が確認された。1月3日から鼻汁や頭痛、倦怠感などの症状があったという。70代女性は1月31日から1月2日まで埼玉県の親族が自宅へ宿泊するなど県外在住者との接触があった。1月5日にせきや鼻汁の症状が現れ、同6日に38度の発熱や息苦しさ、頭痛、倦怠感があり、市内の医療機関を受診し、検体を採取して検査を実施。感染が確認された。

 別の70代女性は12月30日から1月3日に埼玉県から親族が訪問し自宅へ宿泊。1月3日に37度代の発熱、同4日には38.8度の発熱や咽頭痛、頭痛などの症状が出現、5日に市内医療機関で検体を採取し感染が確認された。宿泊した親族も女性の検査中に感染が確認されたという。

 50代の会社員男性は県外訪問はしていない。1月3日に37.9度の発熱や関節痛が出現、同5日に市内の医療機関で検体を採取し、7日に感染が確認された。1月1、4日に市内の医療機関へ通院していて、親族2人が濃厚接触者、親族2人と医療機関関係者16人が接触者に特定されている。

 10代の大学生の男性は1月4日に37.5度の発熱と頭痛、同5日に38.7度の発熱があり市内の医療機関を受診。6日にも再受診し、検体を採取し陽性が確認された。12月30日から1月30日にいなべ市在住の親族が自宅に宿泊、その中に名古屋市から発表のあった感染者がいたという。

 重症となっている60代の男性は1月1日にせき、咽頭痛、食欲不振、味覚障害が出現。同7日に医療機関を受診し検査の結果、感染が確認された。肺炎の症状があるという。

 名古屋市在住の20代の会社員男性は四日市市内の医療機関で検体を採取し、検査の結果、陽性が判明した。1月3日に40度の発熱と咽頭痛の症状が出現していた。接触者などの調査は男性が住む管轄の保健所で行っているという。