創設54年の伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団は、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれた定期演奏会をこのほど、名張市松崎町のadsホールで無観客開催した=写真。演奏会の様子は1月5日からインターネットで映像配信する。

 同楽団は1966年に県内初のアマチュア吹奏楽団として発足し、伊賀地域を拠点に演奏活動を続けている。毎年末には、伊賀、名張の2会場で定期演奏会を開催しており、ファンも多い。昨年は新型コロナウイルスの影響で8月までの練習を自粛し、9月から徐々に再開してきた。

 演奏会の指揮を担当した田森元治さんは「半世紀以上にわたって続けてきた活動の灯を消したくないという団員の熱い思いが感じられ、安全を配慮して無観客での開催になった」と話す。

 12月13日にあった演奏会は3部構成で、1部では古関裕而作曲の「スポーツショー行進曲」とホルスト作曲の「吹奏楽のための第1組曲より」を演奏。2部では金管楽器の13重奏とトロンボーンの4重奏が、それぞれ息の合ったアンサンブルを奏でた。3部は「吹奏楽でめぐる音楽遊覧飛行」と題し、フランス民謡やジャズなどを演奏した。

 山本順仁団長は「練習量も十分ではなく、小規模編成による演奏会だったが、緊張感をもって臨んだ。約1か月間、当楽団ホームページ(http://academy.waf.jp/)で映像配信しますので、お楽しみください」と呼び掛けた。