大みそかから元日にかけて伊賀地域の各社寺などでは、新たな年の平穏を願い、参拝する人たちの姿が見られた。【鐘楼の鐘を突く参拝者ら=伊賀市土橋で】

 古くより伊賀国三宮と称された伊賀市土橋の波多岐神社では、境内でかがり火がたかれるなか、12月31日午後11時40分ごろからマスク姿の周辺住民らが足を運んだ。神仏習合の名残りとされる鐘楼では、「除夜の鐘」が希望者を交えて108回打ち鳴らされた。

 例年は同神社氏子青年会が甘酒やそばを振る舞っていたが、今回は新型コロナウイルス感染予防で取り止めた。拝殿前にはアルコール消毒液が配置され、訪れた人は手指を消毒してから参拝に臨んだ。

 家族で訪れた70代男性は「家族の健康を祈った。今年は良い年にしたい」、30代男性は「全国的に感染者が増えているので、一日も早くコロナが収まってほしい」と話していた。

拝殿前でたかれたかがり火=同