伊賀市は12月18日、三重とこわか国体に向けたクレー射撃競技会場「県上野射撃場」(同市蓮池)の施設整備工事で、一般競争入札の公告時に添付した資料に誤った数量を記載していたことが分かり、受注者との契約を解除したと発表した。

 同国体の伊賀市実行委員会事務局によると、射撃場の整備工事は予定価格が税込み3388万円で、工期が2021年3月1日までの90日間。入札日が11月30日で、市内の2社が参加し、今月2日に契約を結んだ。

 誤りが判明したのは契約締結後に工事設計書を公開した後の同5日で、受注者とは別の業者から市が事前提示した工事費の積算参考資料と比べ交通誘導員の人数が少ないと指摘があった。市側が改めて確認し、「今回の違算は入札結果に多大な影響を与えるものだった」と再入札の必要があると判断した。受注者には市が7日に事情を説明。同日付で契約を解約し、補償金として55万7986円を今後支払うという。

 同事務局では今回のミスを受け、書類や資料のチェック機能強化を図るなど再発に努めるともに、国体開催の時期が来年9月に迫っていることから、入札の再発注を速やかに進めるとしている。