交通課長 野原真太郎

交通情勢

 年末に向けて飲酒の機会が増えるこの時期は、飲酒運転による交通事故の発生が懸念されます。名張市では、2019年9月に「飲酒運転根絶に関する条例」が制定されました。街ぐるみの排除活動はもとより、皆さま一人ひとりが「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」という強い自覚を持って頂きたいです。また、冬道での安全運転の徹底や、夕暮れ時から夜間にかけての安全運転と安全行動に努めましょう。

歩行者優先徹底

 ドライバーは横断歩行者の有無に注意して、横断歩道における歩行者優先を徹底し、歩行者は付近に横断歩道がある場合は、横断歩道を利用するなどして、交通事故を防止しましょう。

子どもと高齢者

 交通事故死者数全体の約半数を占める高齢者と次代を担う子どもの、かけがえのない命を道路における危険から守ることが大切です。特に、視認性が低下し、重大事故の多発が懸念される夕暮れ時と夜間の交通事故を防止しましょう。

積雪・凍結時

 積雪・凍結を予想し、普段より長めの車間距離を保ち、路面の状況に応じた安全速度で走行しましょう。また、天候の急激な変化に備えて、冬用タイヤへの早めの交換やチェーンなどの携行に努めましょう。

事故防ぐために

 悲惨な交通死亡事故を無くすためには、皆さま一人ひとりが交通ルールを順守すると共に、正しい交通マナーを実践して頂く必要があります。今後も安全運転を心掛けて頂きますようお願いします。

2020年12月12日付785号22面から

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