名張市と伊賀市青山地区のごみを処理する伊賀南部環境衛生組合は12月11日、運営する「伊賀南部クリーンセンター」(伊賀市奥鹿野)の可燃ごみ破砕ピットで8日に発生した火災について、燃えたごみの中からカセットボンベの破片が見つかったと発表した。出火原因は市消防本部と調査中だが、同組合ではこれが火元とみている。【可燃ごみの中から見つかったカセットボンベの破片(伊賀南部環境衛生組合提供)】

 組合によると、焼けたごみは約20リットルで、中から「カセットボンベ」の印字のある約8センチの缶の破片が出てきた。カセットボンベは、スプレー缶などと同様に、月1回の資源ごみの日に缶に穴をあけて出すことになっている。

 火災は8日午前10時10分ごろ発生。職員らが初期消火に当たり、駆け付けた消防隊が約1時間後に鎮火を確認した。けが人はいなかった。

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