三重県は12月8日、伊賀市の3人を含む男女10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者数は延べ967人となった。

 伊賀市の60代会社員男性は、11月下旬から別の病気で岡波総合病院(上野桑町)に入院していた患者で、詳しい感染経路は不明。県はクラスター対策班を同病院に派遣し、入院患者や職員ら約140人の検査を進めている。同病院の発表によると、感染者が出た病棟への新規入院を8日から中止した。

 90代無職女性は、12月6日に陽性が判明した70代公務員女性と60代自営業の男性の同居家族。11月20日から県内の介護施設を利用しており、現時点で確認されている濃厚接触者は自宅訪問者1人、接触者は施設関係者65人。なお、市は70代公務員女性について健康福祉部所属の市職員と発表し、勤務先の大山田子育て支援センターを7日から18日まで臨時閉所した。

 50代会社員男性については、別居家族や親族、医療機関関係者ら21人の検査を進める。

 津市では新たに40代男性、20代男性、40代女性の計3人の陽性が判明。このうち2人は県外を訪問した人や、既に判明している患者の濃厚接触者など。

 菰野町の40代男性は、岐阜県の陽性者と接触があり、3日と4日に東京に出張していた。川越町の20代男性は、11月24日から26日の間、県外へ出張していた。

 桑名市では50代教職員の男性と60代介護施設職員の女性が感染。女性は5日に県外を訪問しており、男性は行動歴などからも感染経路がわかっていないといい、調査を進めている。

 県では他に、鈴鹿市の30代男性と桑名市の40代男性を県外の事例として発表した。

【12月9日午前11時40分追記】