三重県は12月5日、伊賀市の60代男性1人を含む県内11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市の感染者発表は10日連続。県庁でのクラスター(感染者集団)では新たに職員1人の陽性が確認され、陽性者は9人となった。同日の県内の感染者は四日市市発表分(2人)を含め13人、延べ940人で、重症者は1人増えて5人となった。

 県によると、伊賀市の60代男性(パート従業員)は1日に37度台の発熱や全身倦怠感、関節筋肉痛などの症状が出現。4日にはせきや頭痛、味覚障害も現れ、県内の医療機関での検査で陽性が判明した。現在も症状が継続し、県内の医療機関に入院中。感染経路は不明で、確認されている濃厚接触者は同居家族3人、接触者は仕事関係の11人。

 県庁のクラスターで新たに陽性が判明したのは伊勢市在住の40代の男性職員で、これまでの感染者8人と同じ8階東側フロアの雇用経済部に勤務。濃厚接触者は同居家族2人。東員町の病院でのクラスターでは、以前の検査では陰性だった70代と80代の入院患者2人(いずれも女性)が、その後の健康観察の中で発熱の症状がみられたため、再度検査したところ陽性となった。現在はともに無症状だという。

 津市では11月27日以降に発熱や嗅覚障害などの症状があった20代男性(会社員)、志摩市では同24日以降にのどの痛みや発熱などが現れていた60代男性(会社役員)が陽性と判明。ともに感染経路は不明で、判明している濃厚接触者は、津市の男性は職場同僚3人、志摩市の男性は家族3人。

 この他、桑名市では、東員町内の小学校に勤務する50代の女性教員と、県外の大学に通う20代の男子学生の2人、菰野町では県外の大学に通う20代の男子学生1人、鈴鹿市では介護施設職員の70代女性1人、伊勢市の会社員の20代男性1人が、いずれも濃厚接触者として検査を受けた結果、陽性が確認された。