伊賀署は12月3日、歩行中の高齢者と自動車による交通死亡事故が管内で2件続けて発生したことを受け、伊賀市四十九町の大型スーパー出入口で緊急の街頭啓発活動を実施した。【買い物客に死亡事故連続発生を伝えるちらし入り啓発グッズを配る伊賀署ら=伊賀市四十九町で】

 同署管内で今年発生した交通死亡事故は、11月30日現在で前年同期比2件増の計6件、死者6人(同2人増)。うち2件は11月に通称「銀座通り」と呼ばれる県道上野大山田線に続く同一路線で起き、14日には午後9時10分ごろに久米町で、20日にも午後1時25分ごろに上野桑町で、いずれも道路を横断中の高齢女性が車にはねられて亡くなった。

 3日にあった緊急活動では署員5人と伊賀地区交通安全協会の関係者の計約10人が買い物客らに反射材を使った手袋やリストバンドなどのグッズ、注意喚起のちらしを配布した。 今月10日までは「年末の交通安全県民運動」の期間で、 夕暮れ時から夜間にかけての交通事故防止を呼び掛けた。

 同署によると、管内で発生した2020年中の交通事故は11月30日現在、総件数2108件(前年同期比185件減)、人身事故97件(同14件減)、負傷者118人(同27人減)、物損事故2011件(同171件)となっている。