四日市市は12月3日、市内に住む10代から80代の男女4人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ167人、県内の感染者は延べ884人となった。

 11月30日に感染が確認された10代の介護施設職員女性の濃厚接触者として、勤務先の特別養護老人ホーム「風の路」(同市塩浜栄町)の入所者や職員に検査を実施したところ、入所者の80代男性1人の感染が確認された。男性は23日に下痢、微熱、倦怠感などがあり、12月1日に検体を採取し陽性が判明した。更に、施設の関係者60人に対し検査を実施予定。また、女性職員の父親で、濃厚接触者として検査を受けた県内の製造業に勤務する50代の会社員男性、名古屋市内の娯楽施設を一緒に訪れていた友人の10代女性も感染が確認された。

 県警本部に勤務する50代の男性公務員にも感染が確認された。37度台の発熱があり、11月27日に市内の医療機関を受診。12月1、2日に市内の別の医療機関を受診し、再受診した際に検査で陽性が判明した。男性は11月17、18日に愛知県や関西方面を訪問し、同20日から同23日、25、26日に出勤していた。濃厚接触者として男性の家族2人、親族1人、職場関係者1人が特定されている。

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