伊賀市議会12月定例会は初日の1日、新型コロナウイルス感染症対策として国の特別定額給付金で対象外だった今年4月28日以降の出生児に対し、来年3月末までに生まれた子供がいる世帯への経済的支援として出生児1人につき10万円を給付する「忍にん赤ちゃん子育て応援特別給付金事業や教育委員会委員の任命など18議案を可決、同意した。会期は24日までの24日間。

 同給付金の事業費は550人分と事務経費を合わせ計5572万円。市によると、給付対象期間の出生届は11月29日現在、転入分を含め311件だという。

 定例会の冒頭には副議長の選挙があり、立候補した2期目の市川岳人市議(38)=青鵬=が指名推選で就任した。前任の森川徹元市議(43)が市長選立候補で10月2日に辞職後、空席になっていた。同市議会では来年3月28日に市議選(定数22)が予定されている。

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