三重県は11月30日、県内で計9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市では接触者調査を受けていた30代女性(パート従業員)と10歳未満の小学生女児の2人、東員町の医療機関で発生したクラスター(感染者集団)では新たに入院患者4人の感染が確認された。県内の感染者数は、同日の四日市市発表分(5人)を含め14人で、延べ858人となった。

 県などによると、伊賀市の2人は、28日に陽性が判明した60代男性の別居家族。30代女性は18日以降、37度台の発熱や全身倦怠感など、女児は22日以降、嗅覚障害や下痢などの症状があり、現在はともに県内の医療機関に入院している。女児が通う西柘植小(同市新堂)では30日と12月1日の2日間を臨時休業とし、児童98人と教職員20人が検査を受け、施設内を消毒するという。

 東員病院(東員町)のクラスターでは、60代と80代の入院患者4人(いずれも女性)が陽性に。37度台の発熱があった60代女性を除く80代の3人は無症状で、入院中のため行動歴は無く、接触者もいないという。聖十字四日市老人福祉施設(四日市市)のクラスターでは、菰野町在住の40代の女性職員1人が陽性となった。

 この他、津市では県庁(同市広明町)に勤務する県職員の50代男性1人が感染。14、15日に県外の実家へ帰省し、16日は関東方面への出張だった。接触者は職場関係者など10人。亀山市でも40代男性(会社員)1人の感染が確認された。