郵便局強盗を想定した対応訓練が11月27日、名張市百合が丘東1の「名張百合が丘郵便局」であった。名張署管内の郵便局員ら約20人が参加し、事件発生時の行動や防犯への備えを警察官から学んだ。【警察官が強盗犯役となって行われた訓練=名張市百合が丘東1で】

 訓練では、強盗犯役の署員が「黙って金を入れろ。騒ぐと撃つ」と書かれた紙を黒いバッグとともに窓口の局員に渡した後、模擬拳銃で脅して現金を奪い、車で逃走したと想定。局員たちは金を用意しつつも警察に非常事態を知らせ、逃走した犯人の衣服の特徴などをメモした。

 訓練後は、同署の田村佳之生活安全係長が「日ごろから客に声を掛けることが防犯につながる。事件発生時は人命を第一とした上で、犯人がどこを触ったかなどにも注意しておいてほしい」と呼び掛けた。

 窓口で対応した山本歩美さん(26)は「見るのと実際にやるのとでは違った。銃口が向けられると、考える余裕がなくなってしまう」、山本晋也局長(46)は「金融機関は常にねらわれているという意識を持ち、日ごろから皆一丸となって備えたい」と話していた。